7月8、9日　木造設計コース「コミュニケーション学」

7月8、9日　木造設計コース「コミュニケーション学」

　「コミュニケーション学」って？建築の分野ではあまり聞きなれない講座名ですが、わが校独自の大切なプログラムです。１つの建物が完成するまでには、立場や役割も様々な多くの関係者がかかわっており、それらをまとめていく立場である設計者には高度なコミュニケーション力が求められます。今回は芝浦工業大学教授、ビルディングランドスケープ代表の山代悟先生をお招きし、「木でつくる懐かしい未来」、「木の国際化」というレクチャーをいただきました。そしてレクチャーから自分の関心のあるテーマを組み合わせ、構想や建物の「提案」を行うという講座。受講生からは被災時の応急仮設住宅やバリアフリー、高齢者とこどもの施設など思い思いの提案がされていました。

　建築を学ぶ学校のなかでもこのような講座を設けているところは多くはありませんが、本校では木造設計のスペシャリストを目指して、幅広い知識とスキルを習得していきます。

　山代先生どうもありがとうございました。