10月26～28日　基礎課程「資格講習３種＿実技」

基礎課程では労働安全衛生法に規定されている12の特別教育や技能講習を受講し、資格を取得することができます。今回は不整地運搬車、小型移動式クレーン、機械集材装置の３種類の資格について実技講習が行われました。

不整地運搬車は丸太の集材作業に利用される小型のフォワーダと似た機械ですが、土砂や石を運搬する際に必要となります。

小型移動式クレーンは、林業以外でも土木など様々な現場で使われている、トラックの荷台にクレーンのついた機械。油圧駆動のクレーンを各種のレバーで操り、重りを荷振れさせず既定のコースを通していきます。

機械集材装置は、本格架線と呼ばれる集材機械を運転するための資格。右手で３つのブレーキ、左手でドラムのギアを操作。さらに足のクラッチとアクセルで、丸太を空中に浮かしながら運搬します。

これらの資格はいずれも林業の現場で使用される機械を操作するために必要なものであり、今後のインターンシップでも役立つことでしょう。