2022/06/09
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    専攻課程共通科目「木材利用学」

     高知県立林業大学校の専攻課程では、林業分野を志す森林管理コースや林業技術コースの研修生が木造建築や川中・川下について学び、木造設計コースの研修生が林業や川上・川中について学ぶことの出来る「共通課目」を設けています。

     その中の1つ「木材利用学」では、東京大学名誉教授の有馬先生、一般社団法人高知県木材協会の松岡先生、建築舎KITの喜多先生に講義をしていただきました。

     有馬先生の講義では、木材を扱う上で知っておきたい基礎知識(炭素ストック、含水率、ヤング、規格など)や木材利用、木の建築による循環、地域活性化など幅広い内容、松岡先生の講義では木材の流通に関する基礎知識、喜多先生の講義では木造建築の基礎知識(木造建築を構成する部材の名称や建築の工程)について解説していただきました。

     川上から川下までが連携して働くことの出来る林業・木材産業の担い手となるために、大切な基礎知識を学ぶことが出来ました。

     講師の皆様、ありがとうございました。

    2022/06/09
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