活動報告
-
木造設計コース 「コミュニケーション学」
木造設計コースです。
2月20日、21日の2日間は「コミュニケーション学」の最終回を東畑建築事務所の久保久志先生にご講義いただきました。
久保先生は全国初のオール木造3階建ての学校である「魚津市立星の杜小学校」など木材を活用した学校建築のプロフェッショナルですが、設計にワークショップを最大限に活用されています。今回の講座では「協働してつくる建築設計プロセスを学ぶ」というテーマで単なる合意形成に終わらない「主体形成」につなげるワークショップ手法を教えていただきました。即日グループ設計では「林業大学校をさらによい校舎にしよう!」ということで、研修生だけではなく学校職員の意見も取り入れて改善提案を行いました。
中大規模の木造建築は他の構造と比べて、材料調達や使い勝手などでより多くの人が関わってきます。その人たちに建築を「我がこと」と捉えてもらえるようになることは設計者として大きな強みになります。
ご指導くださった久保先生、本当にありがとうございました。さて、高知県立林業大学校では来年度研修生の後期2次募集の申し込みを3月13日まで受け付けています。これからの木造建築の設計を志す方のエントリーをお待ちしておりますので、詳細については下記の林業大学校ホームページをご覧ください。