活動報告
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7月26日 基礎課程「林業労働災害防止(防護服)」
森林総合研究所より鹿島先生をお招きし、林業労働災害防止に関する講義をしていただきました。
林業は労働災害が多い業種であると言われており、その対策の一つとして「下肢の切創防止用保護衣の着用」が義務づけられています。
命を守るための講義ということで、研修生たちはいつも以上に真剣に受講していました。
実際にチェンソーでチャップスを切断する実演も行いました。
体に見立てた丸太に直接チェンソーの刃を当てると、長さ5cm、深さ2cmほどの傷ができましたが、チャップスではチェンソーの刃が当たると回転が止まり、内側の丸太には傷がついていませんでした。
ただし、防護衣は着用すれば刃が当たっても無傷でいられる魔法の道具ではなく、適切に着用する、チェンソーの刃を当てない、作業が終わればブレーキは確実にかけるといった基本を徹底する必要があることを再確認しました。