3/16 修了報告会（専攻課程　課題研究発表）

　課題研究とは、一年間の専攻課程での学びをとおして課題意識を持ち、自ら研究テーマを設定して、取り組む一年間の総仕上げの研修です。16日は、その取り組み成果を教員及び全研修生の前で披露する晴れ舞台でした。

　森林管理コース・林業技術コースは、森林・林業に係る、捕ったり、売ったり、伐ったり、登ったり、調べたり、削ったり、引っ張ったりとバラエティ豊かな研究内容の発表でした。

　研究の中では、卒業生にカリキュラムや労働安全のアンケートに協力してもらったり、狩猟のワナを仕掛けたり、獲物を解体するのに地域や市役所の方にも協力していただきました。

　木造設計コースは「林業大学校の寮」という設計課題に対して、研修生それぞれの視点で設計した内容を発表しました。

　たくさんの時間と労力をかけて、自らの疑問や興味のある内容について論点を整理し解決策を考察し、その取り組み成果を他者に伝えるという経験は、社会に出てからそうできるものではありません。今回の経験を今後の仕事の中でも役立ててもらいたいと思います。

　研修生に皆さん、おつかれ様でした。課題研究にご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。

　さて、明日は卒業式です。