活動報告(研修風景)
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短期課程「研修指導者養成研修(東部)」
短期課程です。
6月20日、第4回指導者養成研修を実施しました。
今回は東部地区から8名の指導者の方々にご参加していただきました。
今回も、新人役(プレイヤー)と指導者役(リーダー)の両方を体験し、
日ごろ当たり前に行っている動作や気をつけている点を、グループで共有しながら言葉にしていきました。「ここはこうした方がいい」「こう伝えると分かりやすい」――
そんな具体的なアドバイスが自然と出てくる場面が多いのが印象的でした。ベテランになると、木の傾きを見て倒す方向を判断したり、追い口でコントロールしたりと、経験に基づく判断が増えていきます。
それ自体は大切な技術ですが、新人を指導する際には、まずは基本を丁寧に伝えることが重要です。たとえば、狙った方向に倒すには、水平に切ることやガンマークの見方など、基本に忠実であることが何より大切だという気づきがありました。
そして、その基本を身につけるためにも、傾きが少なく、かかり木のリスクが少ない木から経験させ、自信を育んでもらうことが大切です。今回も、それぞれが自分の指導スタイルを見つめ直す、学びの多い研修となりました。