活動報告(研修風景)
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5月22日、23日 基礎課程「合同授業・チェンソー実習」(演習林編)
5月22日から2日間、基礎・専攻課程の合同授業を演習林と実習棟の2グループに分かれてチェンソーの実習を行いました。
今回は演習林での様子を報告します。1年間、怪我なく実習できるよう山の神に安全を祈願したあと、4班に分かれて「伐倒作業におけるリスクアセスメント」のミーティングを行い、実習を開始しました。基礎課程の研修生にとっては今回が山での初めての伐倒になるので、専攻課程の研修生と講師が付き添い、基礎課程の研修生の一つ一つの動作を確認しながら伐倒を行いました。
実際の伐倒では、木の重心や風向、周辺の環境や、樹冠の状況、さらには、かかり木処理など、実習棟でのトレーニングで意識していること以外にも気を配らないといけないことが多く、1本の木を切るということの大変さを実感したようでした。
また、専攻課程の研修生が、昨年1年間学んできたことを自らの経験も交えながら後輩にわかりやすく説明しているのを見て、一年間での成長が感じられた実習となりました。