活動報告
-
専攻課程_作業路網設計
5月30日~31日は、森林管理コース・林業技術コース合同で作業路網設計の講義を行いました。講師は、高知大学名誉教授の後藤先生です。
初日は、林道・林業専用道・森林作業道の違いや特徴、地形地質・土の基礎知識について講義いただきました。また、道の形を図面に書く練習のため、測量成果のサンプルを基に平面図と横断面図を書く演習を行いました。
二日目は、等高線地形図を使って路線配置の演習を行いました。
初日に学んだ地形や縦断勾配などを考慮しながら、作業システムと集材距離を想定して研修生それぞれが地形図上に路線を配置しました。
その後、キルビメーターを使い、計画路線の延長を計測し、該当林内における路網密度や平均集材距離を計算しました。
研修生は、作成した路線配置でどのような作業システムにて集材が可能か検討するなど、路線配置の重要性を学ぶことができました。