５月２３日から２日間、基礎・専攻課程との合同授業で伐木造材技術の実習を行いました。

合同授業は、演習林と実習棟で２グループに分けて行いました。今回は実習棟の様子を報告します。

まず、チェーンソーによる伐倒の際に重要なチェーンソーの目立てについて、専攻課程の研修生から基礎課程の研修生へ指導を行いました。目立て後は、試し切りのタイム計測も行い、目立ての出来具合によって大きな違いが出ることを実感していただきました。

次に、班に分かれて、３５度の傾斜をつけた伐倒練習機上でのチェーンソーワーク実習を行いました。基礎課程の研修生は、足の置き所を探すことや安定した姿勢を維持することの難しさを感じていました。

また、専攻課程の研修生は、指導するために、自分自身がしっかり伐倒手順や意識する点について理解しておく必要があります。また、相手に分かりやすく伝える必要もあるため、自分達にとっても有意義な実習になったと思います。

今後もこうした取組を続けていきたいと思います。