2024/02/07
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    専攻課程_林業技術コース 架線知識開発 その2

    1月29日からは、主索を用いない架設方法を学びました。

    1日目はハイリード式の様々なパターンを学びました。具体的には、道端の短距離集材で活用される引寄索(ホールライン)と引戻索(ホールバックライン)を使った2線式の方法です。その後は、スイングヤーダでもよく使われるランニングスカイライン式やスラックライン式を学びました。また、カムラーと呼ばれる器具を作業索に取り付けることで、集材木の横取り時に作業索の接触による残存木の損傷を軽減させる方法も学びました。

    最終日は、線の張り方が少し複雑なダブルハイリード式の架設を行いました。

    併せて、先週学んだ索張り方式であるエンドレスタイラー式の架設を研修生のみで行いました。試運転をした際に一部、エンドレス索が荷上索とこすれてしまう状態であったため、修正を必要とした箇所がありましたが、それぞれの索の役割を考えながら、架設を行うことができました。失敗をした部分については、並滑車(ガイドブロック)をどの位置に配置する必要があるのかをイメージしながら架設をすることが重要であると再認識することができました。

    2024/02/07
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