活動報告
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4月25日 基礎課程「造林・育林技術」
人工林を作り育てるうえで一番最初に行う事は、地面を慣らし、苗木を植えることです。これらの作業を総称して「造林」といい、山に植える樹種選びから苗木づくり、植栽後の施業まで多岐にわたり、良い林を育てていくために重要な要素となっています。
まずは座学にて造林の基礎的な説明。育種、育苗から地拵え、下刈り、そして獣害問題までの作業内容や法律について解説を行いました。
座学の後は構内の採種園と育苗試験場を見学。育苗のハウス内では県立森林技術センターの藤本チーフより、スギ・ヒノキのコンテナ苗の特徴や種類、種子選抜の工夫などを説明いただきました。また、近年のトレンドであるコウヨウザンといった早生樹の苗木生産についても説明いただきました。
エネルギーや環境問題の側面もどんどん大きくなり、林業に対する注目度が大きくなっている現在、間伐や皆伐といった木材生産だけでなく、次の世代へと森林をつなぐ造林は欠かせない仕事となるでしょう。
@川谷
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