4月15日から4月20日にかけて、専攻課程３コースの共通講義として、造林学を学びました。

　具体的な内容として、初日に、高知大学名誉教授である塚本先生から「人工林管理の重要性」の講義を行っていただいた後、本校の弘瀬主任教授による樹木生理学と森林の初期保育についての講義を行いました。

　4月16日の午後からは、住友林業株式会社の山中様をお招きし、植栽の基本を説明いただいた後に、実際にコンテナ苗を植えながら植栽時の注意点について説明していただきました。また、植栽後の鳥獣被害防止のためのネットやヘキサチューブの使用方法についても、あわせて教えていただきました。

　最後の2日間は、大川村にて大川村森林組合の山中様・近藤様の植栽の指導の下、植栽実習を行いました。研修生は汗を流しながら、一本一本丁寧に植栽を行いました。

　この期間の研修を通して、近年課題となっている再造林についての重要性を理解し、限りある森林資源の保全について、今後も学びを深めていただきたいです。