活動報告
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専攻課程_林業技術コース 架線知識開発
林業技術コースでは、1月12日、17~18日、25日~28日までの7日間で架線知識開発を目的とした講義を高知県森林技術センターの山﨑課長に行っていただきました。
今回の実習では、資料や現地で撮影した動画などを紹介していただきながら、実習棟内にある小型架線シュミレータ上にて、主索を用いた索張り方法の架設やスイングヤーダで使う事の多い簡易架線の索張りによる架設を行いました。また、架設後は実際に研修生が運転することでそれぞれの索張り方法の仕組みや特徴について学ぶことができました。
初めに、H型架線の架設を行い、主索・作業索・控索等への張力のかかり具合の確認も行いました。その後、エンドレスタイラー式・フォーリングブロック式・コレクター式などの架設を行いました。中でも今年は今まで架設したことがないダブルエンドレス式とインターンシップでお世話になった事業体が実施していた索張り方法の架設を行いました。また、簡易架線のハイリード式・ランニングスカイライン式・スラックライン式などの架設も行いました。
研修生には、多くの種類の架設を体験することで、将来、架線現場で作業する際に現場に適した架設方法を見い出し、効率的な集材作業に生かすことを期待します。