2021/12/15
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    大阪市立大学大学院工学研究科及び工学部と連携・協力協定を締結しました。

    令和3年12月7日(火)に大阪市立大学田中記念館(杉本キャンパス:大阪市住吉区杉本3-3-138)において、高知県立林業大学校は大阪市立大学大学院工学研究科及び工学部と教育・研究・社会貢献にかかる諸活動について相互に連携・協力を推進するため、協定を締結しました。

    締結式終了後、本校の隈校長による協定締結記念講義『木材と建築のこれから』を開催し、本県関係者、大阪市立大学工学研究科・工学部で建築を学ぶ学生や同大関係者約200名が会場やオンラインで参加しました。

    講義では校長がこれまで携わった梼原町や世界各地の建築物のスライドを使いながら、木造建築に関する想いやさまざまなエピソードを紹介いただきました。また、講義終了後の質疑では、「木造の原理主義を貫くと、妥協したら意味がないということで木材を使うなとなる。私は木材を使うことでいろんな妥協が必要と思う。」といった、これまで校長自身が携わってきた木造建築から得た知見や経験をもとに示唆に富む回答をいただき、参加者は、木造建築への造詣を深めていました。

    今後は両機関が持つ知識・経験・教育研究環境を有効活用しながら、林業や木域学・木造建築に係る教育研究、並びに地域づくり実践等において連携・協力してまいります。

    2021/12/15
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