2020/05/29
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    5/22 基礎課程「燃料鑑定」

    林業ではチェーンソーや刈払機などの小型のものから、バックホウや高性能林業機械といった重機まで、数多くの機械を使います。これらの林業機械の動力源がガソリン、軽油、混合などの燃料です。ガソリンスタンドが近くにない山の現場では、それぞれ容器に詰めて携行します。これらの燃料を現場で見分けられることで、機械トラブルを未然に防ぐことが可能です。

    基礎課程では1年間に複数回、この燃料鑑定試験を行っています。鑑定するものはガソリン、混合ガソリン、ホワイトガソリン、灯油、軽油、尿素(アドブルー)の計6種類。

    燃料を見分けるポイントはいくつかあります。例えば、揮発性の高い燃料は匂いがキツイだけでなく、気温の高いときは蒸発量が多いため、容器の外側に結露が生じるほど温度が下がります。このような燃料ごとの特性を理解しつつ、研修生たちに色や匂い、手触りなど五感を活用して見分けてもらいます。

     

    2020/05/29
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