活動報告
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2月25日 基礎課程「特用林産(シイタケ植菌)」
代表的な特用林産の一つであるシイタケ。林業大学校では収穫だけでなく、植菌から伏せ込みまでを一貫して行っています。
今回も濵口先生に講師をお願いしました。まず、昨年の秋ごろに伐採した構内の広葉樹を年越しまで葉枯らしで乾燥。程よく乾燥した頃を見計らい、1mの長さに造材しました。
切り揃えられた原木にドリルで適度な間隔に穴をあけつつ、シイタケの駒を植菌していきます。
濵口先生は、長年シイタケを栽培されており、菌の伸長は木材の繊維方向に多く伸び、直交する方向への伸長は少ないということから、列間隔3cmを目安に千鳥状に穴をあけるようにとアドバイスをいただきました。
5,000個のタネ駒は多すぎるかと思いましたが、過不足なく打ち込め、次年度のために仮伏せ込みを行いました。また、昨年に本伏せしていたホダ木をホダ場へ移動し、ホダ木起こしを行いました。
無事に菌が活着し、翌年には美味しいシイタケができることを祈ってます。