活動報告
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6月17日 基礎課程「目立て、ソーチェーン接ぎ」
「林業」と聞くと真っ先に浮かぶのが、チェンソーを持って山で木を伐るイメージだと思います。事実、林業にとってチェンソーは切っても切れない道具です。
今回はチェンソーの刃であるソーチェーンの目立てを行いました。
目立ては治具(じぐ)を活用しながら一定の形を目指して研いでいきます。効率的な角度が決まっているので、いかにそこに近づけるかがポイントです。
授業では、砂の中で刃を回して切れ味が悪くなった状態から始まり、丸太を試し切りすることで目立ての出来を確認しました。
午後はソーチェーンの接ぎ方を勉強しました。
ソーチェーンは「カッター」と「タイストラップ」が間に「ドライブリンク」を挟む形で順番に並んでおり、それぞれが「リベット」というもので繋がれています。
長く繫がった状態のソーチェーンから適切な長さのところでリベットを外し、端どうしをリベットで繋ぐことで、普段使う輪っかの形が完成します。
普段使うチェンソーへの理解が深まった一日でした。