活動報告
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3月6日 基礎課程「里山保全・活用(自伐林家の森林施業)」
校の外部講師でもある濵口先生は、自身の山林で施業を行う自伐林家でもあります。本日は濵口先生の山へ見学に行き、どのような森林施業を行っているか、山づくりの考え方について講義いただきました。
土佐町にある所有林では非皆伐を目標に、間伐を繰り返して豊かな森林づくりが行われており、その時々の思い出と作業を振り返り、施業のポイントを教えていただきました。
研修の最後には胸高直径40cm、樹高約27mの大きなスギを二本切らせていただき、それぞれ材長18.0m材積1.533m3一番玉の末口38.0cm、材長21.0m材積1.667m3一番玉の末口38.0cmでした。玉切りによる価格に加え、15年後の材積増加と価格計算を行い、研修生たちに間伐後の成長による価値の増加を実感してもらいました。
濵口先生には本校設立当初より造林、林産、架線、狩猟等幅広い経験を活かした授業でお世話になっておりましたが、今年度をもって引退されるということで、研修生より色紙とプレゼントが贈られました。
長きにわたり林業技術者の育成にご尽力いただきありがとうございました。