2024/04/10
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    2月21日 基礎課程「特用林産(シキミ・サカキの栽培)」

    森林は木材の生産を行う場ですが、木材以外にも有用な「特用林産物」の生産の場でもあります。特用林産物には食用のキノコ類や樹実、木炭などのほか、葉物等もあります。
    今回は、需要が多いにも関わらず、国内生産量が少ないシキミ・サカキの生産者のもとへ見学に伺いました。生産されているのは土佐町の筒井順一郎さん。シキミ・サカキの葉物栽培に加え、林業、稲作などで多角経営をされています。
    研修生たちは、売れる商品の特徴や収穫時期のコントロール、出荷方法、挿し木苗の増やし方などを熱心に聞き取っていました。
    また、筒井さんは新たな特用林産物の栽培にも意欲的に取り組んでおられ、近年は薬用植物の栽培にも挑戦されています。
    植栽してから5~10年後に収穫期を迎えるシキミ・サカキ。筒井さんから研修生たちに「たとえ高齢になっても林業との関わり方を考えれば、長く続けることができる。木材にだけ限らない山の見方を考えて」とのアドバイスをいただきました。

    2024/04/10
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