活動報告
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短期課程林業改革コース「林業女子のキャリア論」・12月7日(土)
今回は、林業女子会@高知との初めてのコラボ企画。
異なる分野で活躍する4人の「林業女子」に登壇頂き、前半は各自から現在の仕事に就いた経緯ややり甲斐、女性ならではの苦労話などをお話いただきました。トップバッターの岡山県の「現場従事者」、廣瀬未来さんは、3歳のお子さんを膝に抱えての登場です。
嫁ぎ先の林業会社で、チェーンソーでの伐採や機械のオペレーターを行っています。
出産後から働き出し現在3年目。はじめは体力面やトイレの苦労やとまどいなどがあったものの、今ではやりがいをもって林業をしている様子が伝わりました。続いて「林業経営者」の濱崎康子さん。愛知県出身ですが、ご主人の地元である四万十町に帰り、土木建設業から林業に新規参入。
現在、1人の女性を雇用。彼女がいることによる班の調和などのいろいろなメリットを聞くことができました。3人目は「木材専門商社勤務」の押方覧さん。愛媛県を本拠地に四国を営業で回ります。
当初考えていた全国に営業所をもち様々なことに挑戦できる等のメリットが、結婚や子育てには逆にデメリットとなると、女性にとっては切実な問題について話がありました。4人目は、今回の進行役でもある「工務店経営者」の井上有加さん。
学生時代に林業女子会@京都を立ち上げられたことや、林業系のコンサルタントを経て、今は嫁ぎ先の工務店に勤務し、新天地での今後の抱負などについて話がありました。後半は、会場と4人のパネラーとのディスカッション。
「女性が入ることでのメリットは?」「女性ならではの視点」などの質問に、パネラーのみなさんそれぞれの立場でお答え頂き、大変興味深いお話しを伺うことが出来ました。
地元の大学生や山口県の現場従事者の女性の方など、多くの林業女子の方にご参加いただき、新たなつながりも生まれました。「女性の活躍なくして林業界の発展なし!」のお話に、これからの林業のあり方へのヒントをいただく貴重な機会になったと思います。
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