短期課程「木造初心者のための中大規模木造建築講座(木造塾３回目)」

木造初心者のための中大規模木造塾（3回目）を開催しました。

今回の講義内容は、佐藤孝浩先生（桜設計集団構造設計室）の「木構造Ⅰ、Ⅱ」、横畠康先生（艸建築工房）の「木造設計」、そして各チームからの設計課題の中間発表です。

佐藤先生からは、木構造の工法や構造計算ルートなど基礎的な部分から、材料計画などの木造建築を手がける上で苦労する点について、実際の事例を交えて注意点をご講義いただきました。

横畠先生からは、高知県での木材利用から木造建築を推進するようになった流れを、自身で手がけた実際の建築事例を交えて紹介していただきました。

材料として木をどのように使いどのように見せるか、という意匠設計を専門とする横畠先生ならではの視点で、CLTなど大断面集成材の使用方法について解説していただきました。

最後に６つのチームから試設計課題の中間発表がありました。

各チーム週末などにZOOMなどで打ち合わせをしながら作成してきたとのことで、クオリティの高い発表でした。

各講師から課題点を指摘された箇所もありましたが、各課題を解決するために安井先生から最適な担当講師や相談先についてアドバイスがありました。

それぞれの課題をクリアした各チームの最終報告が楽しみです。