2022/11/20
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    短期課程「建築材料としての土佐和紙」

     短期課程です。

     11月1、2日は「建築材料としての土佐和紙」講座が開催されました。

     講師は梼原町にある和紙スタジオかみこやのアウテンボーガルド ロギールさんとアウテンボーガルド 陽平さんです。

     かみこやの製作する土佐和紙は内装材(壁紙)として利用されており、建築資材として注目されています。

     初日午前中は陽平さんが入れてくれた桑の葉のお茶をいただきながら、紙の歴史や土佐和紙の原料であるコウゾやミツマタ、紙を構成する繊維の特徴について学び、かみこやで管理しているコウゾの苗畑を見学しました。

    午後からは紙すき体験。

    繊維の特徴に合わせた紙のすき方があり、全国各地にある様々なすき方をロギールさんがデモンストレーションで見せてくれました。

     デモの後、参加者は紙すき体験を行い、かみこやの周辺に自生している様々な植物を紙の上に装飾して、1枚の作品を作りました。

     2日目は梼原町役場や宿泊施設の内装材で使用されているロギールさんの作品を見学しました。

     大量生産出来る壁紙とは異なり、様々な表情をもつ土佐和紙の壁紙に、かみこやのこだわりを感じ取ることが出来ました。

     

    2022/11/20
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