活動報告
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短期課程「シキミ・サカキ(中級編)」
今回シキミサカキの選定実習を行いました。
対象は、ここ5年間の参加者ですが、あっという間に定員に達し関心の高さを実感しました。
10月29日(金)は快晴で実習日和。午前中は、津野町「JA津野山営農センター 輝」で座学。講師はこの研修ではおなじみの愛媛県の生産者・深川正延さんです。
「育てる時に商品(束)にしやすいように育成する」「3年間は消毒等手間をかける」「産直市等に行き、他人の商品も見る」などポイントが説明され、実際にシキミを使ったくくり束の指導を受けました。午後は、津野町の生産者・市川さんのシキミ畑で実習をしました。
実際に剪定をしたのは、大きめのシキミの木の区画です。深川さんに質問をしながら、ノコギリと剪定バサミ使って剪定をし、大きめの枝を切った所には防腐剤を塗って作業を進めていきます。午前中から続く深川さんの熱い説明に、みなさんも熱心に学んでいました。
作業の終わるころには、暗めだった所は先が見通せるほどすっきりしました。
「思った以上に剪定をしていることが分かった、風通しと光を取り込むためにもっと思い切って剪定をしてみたい」「剪定をして品質の良い枝をつくり、出荷増につなげたい」などみなさんが来てよかったとおっしゃっていました。