2019/11/06
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    短期課程 10月29日(火)、30日(水) 技術指導コース「樹木医養成(入門編)」

    今回は、樹木医養成の入門編です。
    講師の先生は、樹木医の県立森林技術センターの藤本さんと、東京から本山町に移住された樹木医の中田さん、元県職員で森林インストラクターの秋澤さん。

    座学で樹木の観察、診断方法などを勉強し、敷地内でのフィールドワークへ。
    参加者の皆さんは、樹木図鑑を片手に、熱心に観察されていました。
    授業の後半は、実際の仕事をイメージしてもらうため、各自診断する木を選んで本格的な「診断書」に、お昼休みの時間も使いながら自ら調査、処方箋を作成しプレゼンテーション。
    短時間での作業でしたが、現在の木の勢いや土壌の状態、今後の方針など、しっかり分析できており、良い発表ができました。
    終了後のアンケートでは、「庭木の剪定や手入れに役立てたい」「樹木を観察する視点が増えた」「中級編もぜひ開催してほしい」などの感想をいただきました。

    樹木医は、病虫害や周囲の環境の影響などから病気になった樹木を治療する、専門的な知識を持った木のお医者さんです。
    実際に樹木医になるためには、経験年数や試験など道のりは簡単ではないですが、森林や自然が好きな方、是非目指してみませんか。

     

    2019/11/06
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