シキミ・サカキ生産者の高齢化に伴い、育成が放棄されたシキミ・サカキ林が増えています。

それと同時に、放棄林をなんとか再生し、シキミ・サカキを生産していきたいという声も増えております。

特用林産で地域おこし（シキミ・サカキ　中級編）は、シキミ・サカキ生産者を対象とした講座で、放棄されたシキミ・サカキ林を復活させる剪定や伐採方法、圃場の作り方などを学びます。

森林技術センター藤本浩平チーフから剪定や伐採の基本となる部分について説明があり、愛媛でシキミ・サカキを生産している深川さんとともに実際に放棄林の復活に挑んでいる圃場で実習を行いました。

また、今回の圃場再生にとりくんでいる生産者の岡林さんから情報を得ながらグループワークを行い、圃場を再生させるための作業道の整備やゾーニングをどうするかということを話し合いました。