活動報告
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短期課程 特用林産で地域おこし(シキミ・サカキ 初級編) 3日目
3日目は最終日、流通から販売までの講義です。
この日は早朝から集合し、まずは土佐花き園芸市場の見学です。
市場での競りが始まる前に、市場に出荷されるシキミ・サカキの品質を確認しました。
競りが始まると、花屋さんたちが次々と商品を競り落としていく活気のある様子に参加者も圧倒されておりました。
次に、南国市に移動し、サンシャインの直販所「太陽市」の担当である羽座光弘さんから「販路としての直販所活用」の講義を聞いた後、スーパーでのニーズや陳列の説明を受けました。
小売店では良い商品から売れていくのが目に見えて分かるので、商品の見た目がとても重要だということを再確認できました。
最後に土佐花き園芸市場に戻り、市場でシキミ・サカキを担当する西野浩二氏からシキミ・サカキの市場に求められる商品など説明があり、多くの質問に丁寧にお答えいただきました。
3日間にわたっての研修でしたが、修了後のアンケートにも、「販路について、市場、スーバー、地場産売り場ごとの違いが理解できた」「親が残してくれたシキミ・サカキ畑を復活させたい」等の意見があり、これを機に受講生の中で生産者を目指す方がでてきてくれることを願っています。