活動報告
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専攻課程森林管理コース_伐木造材技術(大径木伐採)
10月27日は、実習棟で大径木の伐倒練習をしました。研修生達が林業の現場で働きだせば、大径木を伐倒する機会も出てくると思います。その時に慌てない為にも、まずは平場で練習します。大径木になるとチェンソーやクサビなどの道具の使い方や芯抜きなど伐倒方法などが変わってきます。
研修生達は、慣れない大径木に苦戦していましたが、新たな技術の習得に前向きに取り組めていました。10月31日と11月1日は、平場での練習を踏まえて演習林での大径木伐採実習でした。
平場での練習と実際の傾斜地ではやはり大違いです。安全に倒す為にも、狙った方向に確実に倒したいので、受け口を作るのもいつもより慎重に。しかし、傾斜地かつ大径木なので水平伐りにも一苦労です。
高知林大では、焦らずに一つ一つの動作を確認しながら、丁寧に講師が指導してくれます。伐倒後も、良かった点と改善点をしっかり話し合います。
大迫力で大径木が倒れると、研修生達は「気持ちいい!」「楽しい!」と顔を輝かせていました。これから皆が現場に出て大径木を伐る時は、今回の実習を思い出してもらい、少しで
も安全な作業に繋がればと思います。