専攻課程　森林管理コース・林業技術コース　鳥獣被害対策

　ワナを仕掛ける際に重要になってくる安全管理の知識、動物福祉の視点及び捕獲技術を習得するため、自然環境研究センターの野口さんと小川さんにお越し頂き、講義及び実習を行いました。

　捕獲技術を習得する講義では、くくりワナを製作し設置しました。

　ワイヤー、サルカン、スリーブなどのパーツを１つ１つ組み合わせて製作し、けもの道を確認しながらそれぞれワナを設置し、評価して頂きました。

　また、箱ワナや電気柵を設置する際の注意点を学び組み立てる実習も行いました。

　本校の基礎課程では狩猟免許（わな猟）の取得を必須としています。

　本校演習林でもシカによる皮剥などの鳥獣被害が確認されており、11月15日からの狩猟期間には、今回学んだ知識を活かしながら、鳥獣被害対策を課題研究のテーマとする研修生がワナを仕掛け、被害の防除に取り組んでいきます。