専攻課程　森林管理コース、林業技術コース「コスト計算と機械の能力」

　１月６日の午前は高知大学名誉教授で本校の特別教授であるの後藤先生に、林業機械総論で「コスト計算と機械の能力」についてご講義いただきました。
　林業の現場では、生産性の向上のために様々な高性能林業機械が導入されていますが、その一方で燃料費や維持費の負担が増すとのデメリットもあります。
　林業に従事する上では、これらの発生するコストや利益を正しく把握できる必要があります。
　本講義では実際の林業の現場を想定した資料を用いて、現場で発生する人件費や機械損料、機械維持費、燃料費等を詳細に計算することにより、その現場でどの程度のコストが発生し、それをまかなうためにはどれくらいの事業量が必要になるのかといったことを、表を用いて求めました。研修生達は現場で発生するコストの把握方法を学び、高性能林業機械を活用する際に必要な経費の大きさを認識できたのではないでしょうか。