2021/02/17
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    専攻課程 林業技術コース「架線知識開発」

     2月8日から2月12日までの5日間は、「架線知識開発」の実習を実施しました。講師は1月から引き続き高知県森林技術センターの山﨑チーフにお願いしました。
    今回の講義では、座学でタワーヤーダ等の現場の映像を見ながら日本の架線の現状や欧州の架線技術について学び、香美森林組合と株式会社とされいほくの現場にお伺いし現場での架線技術について学びました。
     香美森林組合ではスイングヤーダによるスラックライン集材を見学し、研修生達は現場での簡易架線集材の動きについて学び、複数の伐倒木を集材するための工夫や無線による機械オペレータと荷掛との連携の良さに目を見張っていました。また稼働はしていませんでしたが、間近でタワーヤーダを見て学習することもできました。
     そして株式会社とされいほくでは、H型架線集材の現場にお伺いし、現場での本格架線作業を見学しました。研修生達は1000メートルにも及ぶ架線のスケールの大きさに驚きながらも、実習棟の架線シミュレータを用いて1月に自分達で架設したH型架線を思い出しながら構造を理解する様子もあり、大変有意義な研修となりました。
     高知県森林技術センターの山﨑チーフには、1月の架線知識開発から引き続き大変お世話になりました。また実習を受け入れていただいた香美森林組合、株式会社とされいほくの皆様、本当に有り難うございました。

    2021/02/17
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