活動報告
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「建築コミュニケーション学」~林業大学校をさらによい校舎にしよう!」
木造設計コースです。
2月24日、25日の2日間は「コミュニケーション学」の最終回を東畑建築事務所の久保久志先生にご講義いただきました。久保先生は全国初のオール木造3階建ての学校である富山県の「魚津市立星の杜小学校」をはじめとして木材を活用した学校建築を数多く手がけられ、その設計にはワークショップを最大限に活用されています。
今回は「協働してつくる建築設計プロセスを学ぶ」というテーマで単なる合意形成に終わらない「主体形成」につなげるワークショップ手法を教えていただきました。即日グループ設計では「林業大学校をさらによい校舎にしよう!」ということで、研修生だけではなく学校職員の意見も取り入れて学校生活の質的向上をはかるための改善提案を行いました。
中大規模の木造公共建築には、その利用者、発注者をはじめ、木材供給者、施工者など多くの人が関わってきます。その人たち全員に建築を「我がこと」と捉えてもらうことが良い建築を作るうえで大切なことだと学びました。
ご指導くださった久保先生、本当にありがとうございました。