2024/10/18
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    9月10日 基礎課程「林業労働災害防止(キツツキハンマー、VR)」

    林業の現場ではチェンソーや重機の音が大きく、また作業者間の距離も離れているため事故の発見が遅れる場合があり、初期対応が遅れると生存率も低下します。
    今回、プラムシステム有限会社の「キツツキハンマー」の紹介と、構内での動作確認を行いました。
    「キツツキハンマー」は親機と複数個の子機で構成され、子機を作業者のヘルメットに装着して使用します。子機が衝撃を受けると、親機を仲介し他の子機へ信号を送りヘルメットを叩いて事故を知らせます。騒音下でも事故に気づきやすく、またスマートフォンの電波が届かない場所でも使用できます。
    午後は林業労働災害VR体験シミュレーターで、チェンソーによる伐木時の労働災害事例を体験しました。
    同日、鏡野中学校の生徒が職場体験に来ており、研修生と一緒にVRシミュレーターを体験してもらいました。
    労働災害の予防として様々なものが開発されており、これらが普及することで労働災害が減少することを期待します。

     

    2024/10/18
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