短期課程「木造初心者のための中大規模木造塾４回目」

全4回の「木造初心者のための中大規模木造塾」もついに最終回を迎えました。

今回の講義内容は、平光厚雄先生（国立研究開発法人建築研究所）の「音環境」と久保久志先生（東畑建築事務所）の「試行錯誤の木の学校づくり」、そして各チームからの設計課題の最終発表です。

平光先生の講義では、音環境の法律や基準、遮音、吸音などについて実測例を交えながら学習しました。講義の中にあった意識調査からもわかるように、住宅性能の内「音環境」は木造建築の重要なテーマでもあり、皆、真剣な面持ちで受講されていました。

久保先生の講義では、実際に行われたプロジェクトから、地域に根ざした木の学校づくりについての紹介ありました。地域で活動する世代を超えた方たちとの入念なワークショップを建築に結びつけていく大変さと、大切さを学びました。

最後は、チームに分かれての課題発表。

安井先生、平光先生、久保先生に加え、Hafnium architectsの福山弘代表にご講評いただきました。

各チームとも主にweb会議をとおして今日まで打ち合わせを重ね、作り込んできた努力がにじみ出るような非常にレベルの高い発表でした。

参加者の皆さん、日頃仕事を行いながら、限られた時間の中での資料作成、本当にお疲れ様でした。

また、講師の先生方、今年度も受講生が一体となって取り組む、素晴らしい講座にしていただきまして、ありがとうございました。

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