活動報告
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専攻課程_森林文化・多面的機能学
4月13日専攻課程の講義が始まりました。令和4年度最初の講義は、高知大学名誉教授の後藤先生による森林文化・多面的機能学です。
研修生のうち木造設計コースの皆さんは、高知県立林業大学校での初めての講義であり、少し緊張した表情でした。また、森林管理コース・林業技術コースの皆さんは2年目として、さらに学びを深めるために心機一転といった姿勢で講義に臨みます。
今回の講義では、日本の森林資源や地形情報の基本的な部分について教えていただいた後に、森林の持つ多面的機能について講義していただきました。具体的には、近年さらに重要な働きとなっている二酸化炭素を吸収する働きや山崩れや洪水などの災害を防止する働きなどといった森林の機能と国民が期待する働きについて、教えていただきました。
あわせて、森林が多面的機能を発揮するための施業という内容で、森林の機能と目標林型の関係についても講義いただきました。
研修生は、これから第1線で活躍する講師陣から様々な講義を受けることになります。
将来の林業、木造建築をけん引するスペシャリストを目指していただきたいです。