活動報告
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専攻課程・木造設計コース「先進地視察(岡山)」
木造設計コースです。
12月8、9日の2日間、岡山県を視察してきました。
1日目は、東京の晴海から蒜山高原に移築された隈校長監修のCLTパビリオン「風の葉」を見学しました。大自然の中でみる姿は、東京に建っていたときより自然に溶け込んでいる印象を持ちました。
つづいて、銘建工業様を訪問、特別教授の中島浩一郎先生から「林業の現状とCLTの可能性」についてご講義いただきました。
完成したばかりの新社屋は、木材をふんだんに使用しており、集成材の斜め格子や大判CLTを用いた梁と屋根が圧巻の建物でした。
その後、CLT工場、真庭バイオマス発電所を案内していただき、製造工程などについて詳しく学びました。
中島先生そしてご案内くださった皆様、どうもありがとうございました。
2日目は西粟倉村を視察しました。
講師はNPO法人サウンド・ウッズの安田哲也先生です。
まずは安田先生が木材コーディネーターとして長年関わってこられた西粟倉村のあわくら会館・あわくら図書館を案内していただきました。
この施設は特別教授の三井所先生、山田憲明先生も設計に携わっていらっしゃいます。内部の製材を組み合わせた張弦梁に圧倒されました。その後はこの地で建築と家具のデザインを手がけている「ようび」様を訪れ、様々な活動や地域、林業との関わりなどについてお話いただきました。
ご講義いただきました安田先生、西粟倉村の皆様、ありがとうございました。