活動報告
-
10月29日 基礎課程・専攻課程「オートグラインダー」
チェーンソーの刃は研ぐことを前提に作られた細かな刃物であり、ヤスリでの研磨(目立て)による手入れが欠かせません。手動による研磨は時間がかかりますが、切れない刃物では作業効率や身体に様々な悪影響があり、重要な作業の一つとなっています。
今回は、ブラント・ジャパン株式会社の青木氏と野宮氏より、オレゴンのオートグラインダーのデモンストレーションを行っていただきました。
オートグラインダーとは、チェーンソーの刃を自動で目立てできる機械で、大量のソーチェーンを目立てしたり、ハーベスタやプロセッサなどの大型の刃を研磨するために使われます。
ソーチェーンを機械にセットし、必要な設定を行ってスタートすると、回転砥石によって刃が次々と目立てされていきます。1本につき5分ほどで完了し、その速さと便利さを見学してもらいました。
機械の価格と自動化による省力・時短化がどの程度でペイできるか、研修生たちは質問をしつつ考えていました。