活動報告
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9月15日 基礎課程「林業機械実習(架線作業見学)」
急峻で谷の深い山地が多い高知県において、車両系システム以外でも木材の搬出を可能にするのが林業架線です。特に本格架線は作業道を入れることができない山林においても有効であり、大面積で集材できることが強みです。
基礎課程では機械集材装置の特別教育を終了すれば運転することができますが、どのように運用されているか見たことがありません。今回は実際に本格架線が運用されている現場へ見学に伺いました。
見学地は「株式会社とされいほく」が皆伐施業を行う大豊町内の山林。まず初めに事務所内で会社概要と架線集材についての説明を受けたのち、作業現場へ移動しました。
現地はエンドレスタイラー式の索張りで皆伐事業地の集材作業の最中でした。研修生は実際に見る架線集材の規模に驚いていました。
研修生達は実際に稼働している現場で野帳や双眼鏡を片手にサイクルタイムを計測し、出材のスピードを測っていました。