活動報告
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専攻課程 森林管理・林業技術コース「伐木造材技術」
8月19・20日の2日間は、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所 林業工学研究領域チーム長の上村巧先生から伐木造材技術について講義をいただきました。
初日は森林管理・林業技術の2コース合同で、「伐木作業の安全性向上」をテーマに、物体にかかるモーメントや伐倒する際のツルにかかる力、受口やツルの形状、追口の高さと伐倒時の裂け上がりの関係等について丁寧な講義をいただきました。
また、実際にあったヒヤリハットの映像では、伐倒作業の危険性を確認し、危険を回避するためにどうすべきかということを再確認させていただきました。
2日目は、林業技術コースのみ実習棟での実技を行いました。本校の峯本先生も加わり、前日の講義で教わった伐倒時の受口の形状、ツルの幅、追口の高さを意識し、それぞれの定められた形状や寸法で正確にチェーンソーワークが行えるよう、繰り返し練習を行いました。
正確にできた場合と、できなかった場合のそれぞれの原因を考えながら修正を加え、次週から始まるインターンシップに向け、研修生たちの自信につながるとともに、伐倒作業の安全性について再確認することができました。