木造設計コースです。

12月18、19日の2日間は高知県を飛び出し、県外の先進地を視察してきました。1日目は森林管理コース、林業技術コースと一緒に専攻課程そろって岡山の銘建工業様を訪問し、特別教授の中島浩一郎先生から「林業の現状とCLTの可能性」についてご講義いただきました。その後、CLT工場、真庭バイオマス発電所、本社工場を案内していただき、製造工程などについて詳しく学びました。中島先生そしてご案内くださった皆様、どうもありがとうございました。

2日目は他コースと別れ木造設計コースだけで西粟倉村を視察しました。講師はNPO法人サウンド・ウッズの安田哲也先生です。まずは安田先生が木材コーディネーターとして長年関わってこられた西粟倉村の新基幹施設の建設現場を案内していただきました。この施設は特別教授の三井所先生、山田憲明先生も設計に携わっていらっしゃいます。内部の製材を組み合わせた張弦梁に圧倒されました。その後はこの地で建築と家具のデザインを手がけている「ようび」様を訪れ、様々な活動や地域、林業との関わりなどについてお話いただきました。

ご講義いただきました安田先生、西粟倉村の皆様、ありがとうございました。

　さて、高知県立林業大学校では来年度の研修生募集が始まっています。これからの木造建築の設計を志す方のエントリーをお待ちしておりますので、詳細については下記の林業大学校ホームページをご覧ください。
https://kochi-forestry.ac.jp/