木造設計コース　9月27日「耐久性設計」

木造設計コースです。

木材の最大の弱点は「腐る」こと。そのため先人はいかに木材が腐らないように建物を設計するか、ということに意を注いできました。林業大学校では「環境性能・耐久性設計」講座で木構造振興株式会社の原田浩司先生から建物が長持ちする設計方法を学びます。

教室で虫害や腐朽、維持管理などの基礎を学んだあとは、梼原町で実際に使われている原田先生設計の木橋や木造建築を見学。水を寄せ付けないディテールや、取り替えることを前提にした部材の考え方を学びました。

また、竣工から25年を経て大切に維持管理されている隈研吾校長の「雲の上のホテル」では木組みあらわしのロイヤルルームも見学し、木造建築の心地よさを再認識した一日でした。

原田先生どうもありがとうございました。