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    【シリーズ】正直に答えて!卒業生VOL6

    高知県立林業大学校の卒業生の今を紹介するシリーズ
    
    「正直に答えて!卒業生」
    
    第6回目は令和2年度基礎課程卒業の綱田さん。
    
    正直に答えていただいたインタビュー動画はinstagramからご覧ください。
    
    
    
     

    Q 林業に興味をもったきっかけは?高知の林大を選んだ理由は?

    A 地方創生に関心があり、鳥取県を案内された際に林業を知りました。
        山の管理者不足という課題を知り、林業に興味を持つようになりました。
       
        高知の林業大学校は新しく、地方自治体が林業支援に力を入れている点が魅力的で、PR活動も活発だったため選びました。
        フォレストスクールやオープンキャンパスに参加し、高知に決めました。

     

    Q 今はどんな仕事をしているの?

    A メインの仕事は特殊伐採と狩猟です。
        特殊伐採では、家の裏や神社の木を、重機や特殊車両が入れない場所でロープを使って安全に伐っています。

        狩猟では、得た鹿の皮をなめしてレザークラフト製品の製作にも挑戦中です。
        販売はこれからですが、自分の手で形にしていくのが楽しみです。

     

    Q 狩猟を通じて感じる自然環境の変化について?

    A 高知県は標高差が大きく、多様な植生が見られる地域です。
        標高の高い場所ではシカの食害が広がっています。
        林業の収益を考える上でも、鳥獣害対策は避けて通れない課題だと考えています。
       
        私が狩猟を行っている山では、以前はシカによる食害で下層植生が失われていましたが、最近ではタラの木が増えるなど、下層植生が回復してき ており、狩猟によって、植生の回復が進んでいると実感しています。

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