2021/09/06
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    8月18日、19日 専攻課程_伐木造材技術

    8月18・19日の2日間は、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所 林業工学研究領域 伐採技術担当チーム長の上村巧先生より伐木造材技術について講義をしていただきました。

    1日目は、「伐木作業の原理・原則」をテーマに、重心や物体にかかる力のモーメントのことや正確な伐倒方向を決めるために受け口の終端である受け口会合線を一直線にすることの重要性、追口の高さと伐倒時の裂け上がりの関係性などについて丁寧に講義をしていただきました。また、チェーンソー各部の寸法を測り、知ることで、受け口などを作る際にバーのどの位置で伐れば目標とする受け口の深さに達するかという目安を学ぶこともできました。

    2日目は、初日の講義で学んだ伐倒時の受け口の形状、ツルの幅、追い口の高さを意識し、チェーンソーの各部の寸法を気にしながら、伐倒練習を行いました。上村先生には、研修生の作成した受け口や追い口の高さなどを考察していただき、それぞれにアドバイスをしていただきました。今後も正確な伐倒技術と安全に対する意識のさらなる向上を目指していきます。

    2021/09/06
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