2020/01/30
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    木造設計コース 1月17日「木材利用」

    木造設計コースです。

    「木材利用」講座では、これまでに「山側」と「利用者」の視点から木材の適正な利用について学んできましたが、最終回となる今回はこれらの中間にあたる木材の加工過程と実際に使われてる建築物を見学しました。講師は昨年の「環境性能・耐久性設計」講座でも教えていただいた木構造振興株式会社の原田浩司先生です。

    今回はお隣の愛媛県を訪問し、まずは中大規模木造に対応したプレカット工場を見学。運び込まれる大量の原木が次々と製材、プレカットされていく工程は圧巻です。続いてはCLTで作られた消防署とCLTの製造工場に伺いました。高知県外でも続々と新しいCLT建築が誕生しています。その後、西条市役所、光明寺を訪れ、最後にアーチ状の木組みが特徴的な四国鉄道文化館を見学。この建物の設計を手がけた和田耕一先生には当校の「設計製図」講座で日土小学校についてのご講義をいただいておりますので、興味のある方はぜひご聴講ください。

    原田先生はじめ見学先企業の皆様、西条市と愛媛県木材協会の皆様、どうもありがとうございました。

    さて、高知県立林業大学校では来年度の研修生募集が始まっています。これからの木造建築の設計を志す方のエントリーをお待ちしておりますので、詳細については下記の林業大学校ホームページをご覧ください。
    https://kochi-forestry.ac.jp/

    2020/01/30
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