2020/03/06
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    木造設計コース 「木造建築施工」

    木造設計コースです。
    2月26日、27日の「木造建築施工」は宮内建築の宮内寿和先生にご講義いただきました。宮内先生は滋賀県を中心に石場建ての伝統構法の家を手がけていらっしゃいますが、現代の大工棟梁として常に新しい木造建築に挑戦されています。熊本地震の後には現地に飛び、木造の被害状況をつぶさに確認したり、E-ディフェンスによる実大試験、それらの知見を活かした「四寸角挟み梁構法」の開発などにも取り組まれています。講義では2/3サイズの軸組模型を参加者で組み立て、木造の基本を理解したうえで木造建築の施工について様々なお話を伺いました。また特に職人としての心構えや責任感、そして職人不足が深刻となるなか、弟子を育てることの大変さ、大切さについて触れられ、これからの木造建築の担い手を育てることの重要性を改めて認識いたしました。来年度はぜひ多くの方に聞いていただければと思います。
    ご指導くださいました宮内先生、本当にありがとうございました。

    さて、高知県立林業大学校では来年度研修生の後期2次募集の申し込みを3月13日まで受け付けています。これからの木造建築の設計を志す方のエントリーをお待ちしておりますので、詳細については下記の林業大学校ホームページをご覧ください。

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    2020/03/06
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