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木造建築の魅力木造建築の魅力

日本古来の建築物では、そのほとんどに木が使われています。
世界最古の木造建築物「法隆寺」や、世界最大の木造建築物「東大寺」などの歴史的な建築物に代表されるように、日本の文化と木造建築には深い関係があります。
歴史的な建物の多くが今なお現存することは、「木造建築」が日本の風土に合っていることの証明だと言えます。
84%という日本一の森林率を誇り、豊かな森林資源に恵まれた高知県では、人と木のより深い関わりと多様なあり方を追求し、木に対する色々な知恵を蓄積しながら、木の循環に配慮して行動する「木の文化県構想」を進めています。
中でも梼原町には「雲の上のホテル」や「梼原町総合庁舎」など、建築家の隈研吾氏が手がけた大胆なデザインの木造建築群があります。
作品ひとつひとつからは、木材ならではのぬくもりと、デザインにおいての無限の可能性を知ることができます。
自由度が高く、吸湿や耐震面でも高い性能を持つ日本の重要な資源、木。
高知県立林業大学校では緑豊かな最高の環境で隈校長とともに、木造建築の魅力を伝え、活かせる人材を育てています。

校長は世界的な建築家

隈 研吾

[ 「木の時代」をリードする志ある人材を育成 ]

私が初めて手掛けた本格的な木造建築は、「木を全面的に使って欲しい」という要望に応えて設計した高知県梼原町の「雲の上のホテル」です。最初に梼原町を訪ねたのは30年前で、以来、幾度となく高知県を訪れ、そのたびに感銘を受けました。人々の暮らしと森がこれほど深く、温かくつながっている地域は世界でも希ではないのかと。
森林が県土の84%を占め、林業の中心地とも言える高知県で学ぶということは、非常に意味のあることだと思っています。周囲の森と一体になったこの素晴らしい環境に立地する本校は、高知県が林業・木材産業をいかに重要視しているかの象徴です。私が校長就任時に掲げた「林業を再生し、活性化するプラットフォーム」というビジョンは、すでに形になりつつあります。木に関する多様な領域を合わせるプラットフォームは、世界から見ても非常に貴重な存在であり、本校から巣立った人材は、高知県のみならず、日本全国、そして世界の「木の産業」にとって、重要な人材となります。21世紀は木の世紀・木の時代が来ると、私は予測してきました。本校で学ぶ人は木の時代のリーダーになれる人だと思っています。木の時代を担っていく人材という自覚を持って、互いに切磋琢磨していただきたい。志を持った皆さん、日本一の高知県の森で、共に学び、成長していきましょう。

[ 隈 研吾氏が手掛けた高知県内の実例紹介]

高知県立林業大学校

県土の84パーセントを森林が占める、森林率日本一の高知県で、林業、木材産業、木造建築の各分野で基礎から専門的な技術までをしっかり学べる学校です。
高知県の林業・木造建築を担う素晴らしい人材を育てることを目的として、平成27年4月に高知県立林業学校として先行開校し、平成30年4月に専攻課程を加え、高知県立林業大学校として本格開校しました。

高知県立林業大学校の

ココすごい!

年間最大165万円を給付

研修料(年額)

118,000円(税抜)

高知県立林業大学校では、1人あたり最大165万円(年間)の給付金を支給する支援制度を整備しており、研修生は安心して研修に専念することができます。

※給付金制度には要件があります。
詳細については、お問い合わせいただくか、「高知県緑の青年就業準備給付事業について」のホームページをご覧ください。

充実した学習施設充実した学習施設

校舎そのもの
生きた教材

新建材「CLT」や貫工法を取り入れて
木造建築に特化

木の魅力、木造建築の可能性を広げる新旧の技術が集結。
高知県が需要拡大に努める新建材「CLT」や日本伝統の貫工法などを活用した画期的な校舎は、そのものが生きた教材。
理想的な環境のなかで、林業や木造建築の基礎から実践まで、幅広く専門性を磨くことができます。

CLT棟

教室などが並ぶCLT棟は、RC構造の建築に劣らない解放感を叶えています。コモンスペースのテーブル等随所にCLTを活用し、魅力を存分に体感できます。

CLTとは

校舎内、CLT棟や駐輪場に使用されているCLTとは、Cross Laminated Timber(クロス・ラミネイティッド・ティンバー)の略称です。ラミナ(挽き板)を直交方向に積層した大判のパネルで、強度面での優位性から大型建築や中層ビル等にも利用でき、木材需要の飛躍的な拡大が期待されています。JASでの名称は「直交集成板」

教室

木の温もりを感じながら木造建築を学べる教室。CLTを使った耐力壁や張弦梁を用いた天井なども教材となっています。美しい木目の四万十ヒノキの机でリラックスして学べます。

多目的実習室

式典などを催すホールは、日本伝統の貫工法を応用したトラス構造となっています。格子状の天井は圧巻。伝統技法と最新技法を対比させながら学ぶことができます。

専攻課程

林業・建築について
一定の知識と経験をお持ちの方

森林の重要性を知る木造建築の未来を拓く
プロフェッショナルを目指す

■年齢
18歳以上
■研修期間
1年(1,200時間程度)
■定員
10名
■研修料
年額118,800円(税抜)
※授業料は令和2年4月現在のもの
■入校資格
建築士の資格を有する者/
高校や専門学校、大学等で
建築やインテリアデザインを学んだ者など

卒業後の活躍の場

設計事務所や
工務店など

研修内容

  • 木造建築設計講座
  • 木造防災設計講座
  • 木造建築施工・木材利活用講座
  • インターンシップ
  • 課題研究

※シラバスとは、講義要項のことで、授業計画を研修生に伝えるためのものです。

高知県立林業大学校ならではの研修内容

木造建築設計講座

木質構法概論

日本古来の柱・はりによる軸組構法をはじめ、枠組壁工法やCLT工法、混構造などさまざまな構法の仕組みを学びます。実習では構造模型の製作をおこないます。

設計・製図

CADや3Dモデリングを習得し、住宅や中大規模建築物の設計課題に取り組みます。講師によるエスキス指導、模型製作をおこない、効果的なプレゼンテーション方法を学びます。

環境性能設計、耐久性設計

温熱環境、音環境および腐朽・シロアリ対策などの耐久性について学び、性能設計技術を習得します。

コミュニケーション学

設計の意図を他者に的確に伝えるために、伝える力、聞く力、形にする力を授業と実践的なワークショップによって学びます。

設計・製図

木造防災設計講座

木質構造設計

木造建築物の設計に必要な構造計画・構造設計・構造計算を習得し、地震や風に対して安全な設計法を学びます。

木造防耐火設計

木造建築物の設計に必要な防火、耐火の知識を習得し、火災に強い設計法を学びます。

建築法規

建築基準法ほかの関連法規について学び、適法な木造建築を設計する方法を習得します。

木造防耐火設計

木造建築施工・木材利活用講座

木造建築施工

伝統構法からCLT工法まで、さまざまな木造建築物の施工方法、施工上の要点について学び、適切な監理をおこなうことのできる知識を身につけます。

木材利用

木材の流通や規格について学ぶことで原価管理や木材の効率的な利用方法を習得し、合理的な設計をおこなうことのできる知識を身につけます。

木材加工・自力制作

木材の各種強度、ヤング係数など物理的性質、特徴について学び、耐力壁の設計と自力制作をおこないます。

材料実験・測量

材料のヤング係数や含水率の測定、部材の曲げ・圧縮実験、壁のせん断耐力試験などをおこないます。試験は全国有数の試験設備を有する県森林技術センターのサポートを受けています。

木材加工・自力制作

設計・製図

木造防耐火設計

木材加工・自力制作

専攻課程 木造設計コース
特別教授に聞く!

木造防耐火設計 特別教授

安井 昇

桜設計集団代表・NPO法人team Timberize副理事長。早稲田大学理工学研究所研究員。講演やCLT普及活動もおこなう。本校では開校準備段階からカリキュラム設定などに協力。一級建築士、工学博士。

大好きな「木造」にどっぷり浸れる時間。
業界との、多様なネットワークが広がる。

緑豊かな敷地に建つ、最新の技術を凝縮した木造校舎。ここには、「木と木造」をいつも感じていられる、「木造漬け」の充実した学びの時間があります。
専攻課程の木造設計コースでは、1年間にできるだけ多くの知識を吸収できるカリキュラムを設定しています。講師陣は、木造建築の第一線で活躍する人材が全国各地から集まっています。森林、木材、木造のエキスパートに出会い、交流しながら、未来に活かせる知識を学べるのが、最大の魅力です。
これからの時代に木造建築を設計するには、単に構法を理解するだけでなく、木という素材の特徴や建築に向いた使い方を理解した設計が求められます。そのためにも、研修生の皆さんには本校の恵まれた教育環境と立地を活用して、林業や木材業・建築業の関係者とネットワークをつくり、卒業後も相談しやすい仕事環境を実現してほしいと願っています。本校で得た広がりのあるネットワークは、今後の木造建築の仕事に欠かせない財産となるはずです。
全国の熱意ある皆さん、これまでの技術や実績をさらに向上させるため、改めて集中した時間を持ちたいと願っているあなた、ぜひ、本校で一緒に学びましょう。

時代をリードする一流の講師陣が
基礎から専門的な技術・知能までしっかり教えてくれます。

特別教授

(敬称略 五十音順)

東京大学 名誉教授

農学博士。専門分野は木材物理、木質構造学。宮崎県木材利用技術センター所長。農水省「林政審議会」会長、木の建築フォラム代表理事などを歴任。

芝浦工業大学 名誉教授

アルセッド建築研究所代表取締役。公益社団法人日本建築士会連合会会長などを歴任。

(株)内海彩建築設計事務所
代表取締役

内海 彩

東京都市大学
名誉教授

大橋 好光

グラーツ工科大学 教授

Gerhard Schickhofer

(ゲルハルト・シックホッファー)

東京大学生産技術研究所
教授

腰原 幹雄

工学院大学
理事長

後藤 治

山佐木材(株)
代表取締役会長

佐々木 幸久

銘建工業(株)代表取締役・
(一社)日本CLT協会会長

中島 浩一郎

(有)ウッズ代表・
木材コーディネーター

能口 秀一

木構造振興(株)
客員研究員

原田 浩司

宮内建築
代表

宮内 寿和

桜設計集団一級建築士事務所
代表

安井 昇

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充実した学習施設充実した学習施設

高知県から林業・木造建築への
手厚い給付金制度

高知県立林業大学校では、1人あたり最大165万円(年間)の給付金を支給する支援制度を整備しており、研修生は安心して研修に専念することができます。
研修料:年額118,800円(税抜)

※給付金制度には要件があります。
詳細については、お問い合わせいただくか、「高知県緑の青年就業準備給付事業について」のホームページをご覧ください。

高知県立林業大学校で学ぶ人々高知県立林業大学校で学ぶ人々

研修生の一日研修生の一日

実際に研修生はどんな
毎日を送っているのでしょうか。
ある研修生の1日をご紹介します。

ひとり暮らしの大野さんの場合

熊本県出身

専攻課程・木造設計コース

大野 亜津美(20歳)

ひとり暮らし
通学/バイク(30分)
入学のきっかけ/木が好きだから!
趣味/読書、散歩

大野さんの1日

木造設計コース
1週間のカリキュラム例

木の性質を学ぶことでその価値を高め、設計技術はもちろん、木材を使った実習まで、他にはない木造建築の高いスキルが身につきます。

木造設計コース 1週間のカリキュラム例

高知県で暮らす高知県で暮らす

今、高知県は移住先として人気。
県土の約84%が森林という豊かな自然環境と、高温多湿の穏やかな気候は、1年を通じて快適に過ごせます。
高知といえばかつおのたたきが有名ですが、新鮮なかつおの刺し身や「土佐あかうし」、豊かな土壌から採れる新鮮な野菜や果物などなど、食の豊かさも高知の魅力です。
また、「暑苦しいほどあたたかい」と言われるその県民性は、お遍路のある四国ならでは。お酒好きの明るい方が多いことでも有名です。
高知では県をあげて「高知家」移住プロジェクトを進めており、住居から仕事のことまで、何でも相談に乗ってくれます。
もちろん良い点ばかりではなく、車がないと不便!というのが高知の欠点ではあります。
でもこれは言い換えると「車があればとっても便利」。
休日は少しドライブに出れば清流四万十川や仁淀ブルーで知られる仁淀川、沖縄並みの透明度を誇る柏島など、絶好の遊び場がたくさんあります。

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就職率100%+幅広い業界ネットワーク就職率100%+幅広い業界ネットワーク

親身就職支援就職率100%

研修生に合わせた就職支援システム

高知県立林業大学校は就職率の高さが自慢です。
研修生一人一人の希望に合わせて、きめ細かな就職指導を実施しています。また、インターンシップによる職場体験も積極的におこなっています。こうした就職支援によって、これまでの卒業生全員が、木造建築関係の仕事に就いています。

INTERNSHIP

インターンシップ

高知県立林業大学校の就職率が高い理由は、インターンシップによる職場体験なども積極的におこなっていることです。
研修生一人一人の希望に合わせて、きめ細かな就職指導を実施。
県内外の企業に出向き、インターンシップの受け入れや雇用についての情報交換をする一方、研修生には個別面談を行い、就職相談会なども実施しています。

NETWORK

卒業後も続く業界ネットワーク

高知県立林業大学校は卒業生同士の繋がりが強く、業界の輪が形成されています。
各地域での集会などもおこなわれており、いつでも仲間や先輩と情報交流できます。
また、林業分野と木造建築分野を学ぶ仲間が、同じ校舎に集うという特色を持つ本校では、学びながらにして、川上から川下までのネットワークが形成されるという強みもあります。

主な就職先主な就職先

木造関係

  • ● アルファーサービス(株)
  • ● (株)隈研吾建築都市設計事務所
  • ● (株)山本設計
  • ● (有)岩本木工
  • ● NPO法人サウンドウッズ
  • ● (株)若竹まちづくり研究所
  • ● (有)河上工務店
  • ● 蒼建

卒業生の声卒業生の声

木造設計コース 卒業生

「木」を深く学び、仲間と話し合った経験。
構造からアクセントまで、積極的に木と関われる設計士に。

高知県出身

上山 哲成(40歳)

本校卒業後、株式会社山本建設に勤務。

建築の現場監督に10年以上携わりながら、以前から興味のあった木造建築を深く学びたいと思い、妻から聞いた高知県立林業大学校に入学しました。まだ現在では、木造の大規模建造物の事例は少なく、そもそも「木」とはどんな素材なのか、どのようにして木材になるのかなどを知りませんでした。
入学後、材料の特質を学び、流通を直に肌で感じ、使い方が見えてくる中で、建築に対する考え方も大きく変わりました。
卒業後に就職した設計事務所では、1年間の学びを糧に、建築の構造を選択する際にはまず、木造を積極的に使っていく自信が生まれました。木の質を知ると、ひとつの建物に対して木はどうあるべきか、シミュレーションできるようになります。
木材を以前より深く建築物に取り入れることで、結果として創り出す空間や表現が変わってきたと感じています。
木材の使用がデフォルトな状況を社会で共有することは、木材流通における問題解決につながると共に、林業・建築業界の改革につながり、社会が変わる力になるかもしれません。
これは、30代後半で学生に戻り、木に関わる多彩な学びと共にある環境の学校で学べたからこそ抱けた思いです。

木造設計コース 卒業生

高知で学んだ、森林から建築までの世界。
全国で木造建築に携わる方に、推薦します。

東京都出身

國枝 東史生(50歳)

社会人入学後、本校との縁で(株)隈研吾建築都市設計事務所に勤務。東京都出身・在住。高知県認定木造設計士。

東京で25年間、首都圏を中心とした公共・民間の建築を設計してきた私にとって、単身高知へ移り住んで学んだ1年は、かけがえのない時間です。
造林や林産に関する講義や現場実習、木材や製品についての講義に現場見学、そしてコースの本題である木造建築の講義や設計演習では、構造や防耐火、遮音、温熱環境計画といった内容の確認や検討方法も学びました。卒業後はインターンシップを通じて就職した隈研吾建築都市設計事務所へ。木を使って考え設計する内容が幅広くなり、楽しくなったと実感しています。
また、カリキュラムとは別に、林業に関わる地域の皆様や専門職員から直接、お話が聞けたことも、高知県ならではの魅力です。私が、設計という川下から見えるものだけでなく、自然環境や造林、林産業という川上での地域の営みから始まることに直に触れたい、そして最新の木材利活用を知りたい、改めて木を使うことを学び直したいと考えたきっかけは、数年前、高知の林業家ご家族と出会い、災害も含めて地域と共に生きていく生活信条を知ったことでした。林業を支える地域があって、私たちが木材を使えるのだと気づかされ、それを学ぶことができた場が、本校です。